SCSIケーブル接続時の注意点
SCSIケーブル接続時の注意点
1.SCSIバスの両端をターミネータで終端してください。
両端を終端することで反射減衰を抑え、安定した伝送を行えます。ただし、バスの途中を終端すると逆にデータ伝送が出来なくなりますのでご注意ください。
また、ターミネータは使用する伝送方式に合ったものをご使用ください。
2.出来るだけ同一のケーブルでバスを構成してください。
ハイ・インピーダンスの特性の良いケーブルの選択はもちろんですが、同一のバス内に特性の異なるケーブルを使用すると、それぞれのケーブルのインピーダンス特性差により信号の反射減衰値が大きくなり伝送不良の原因となります。
3.SCSIの最大ケーブル長について
SCSIの最大ケーブル長は機器内配線長+外部ケーブル長です。
そのため、最大ケーブル長の規格一杯の長さの外部ケーブルで接続した場合には、伝送不能となる場合があります。したがって、外部ケーブルは機器内配線長分を考慮して最大ケーブル長より短い物をご使用ください。